- 作詞
- やなせ たかし
- 作曲
- 木下 牧子
- 楽譜提供元
- 音楽之友社
この曲・楽譜について
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木下牧子の人気合唱曲集『愛する歌』から《雪の街》を作曲者本人が混声2部合唱版にアレンジ。『教育音楽』中学・高校版の1993年10月号の付録掲載楽譜。
■作・編曲者コメント:技術的にはクラス授業のなかで充分マスターできるレベルの、非常にシンプルな2部合唱曲ですが、雪に覆われた静寂の世界を表現するために、透明感を出す工夫をし、またコード進行も凝ったつもりです。そのあたりのポイントをつかんで、洒落た演奏を心がけてください。
まず前奏。右手の旋律はけっして乱暴にならないよう、高音域の響きの美しさを生かして繊細に演奏することが大切。作曲者自身この出だしをとても気に入っています。
歌もピアノと同様、大きな声より美しい声を目指してほしいところです。特にppのところでは音量は落としても声が貧弱にならないよう、きれいな響きで歌うことが求められますが、実はこれ口で言うほど簡単なことではありません。(特に男声の場合)ppできれいにハモれたらそれはかなりレベルの高い合唱団なのです。だからこの曲、音取りは楽でも、うまく歌おうとすると案外奥が深いのですよ。
途中”すごくきれい”(2番では”すごくしずか”)のところでメロディに三連符が出てきますが、伴奏につられないよう、またなめらかに歌えるようによく練習しましょう。2番の冒頭4小節はカノンになっていますからそれぞれの声部の入りをきれいにそろえて出るように。
終わり9小節はこの曲の中で一番難しいところです。一方がメロディを歌っているとき、もう一方がまったく別の新しい旋律(対旋律)を歌うことになります。対旋律側はメロディを邪魔しないように、しかし感情を込めてレガートに歌わなくてはなりません。そこにピアノもからんできますからお互いによく聴き合うことが大切です。
- キーワード
- カテゴリ
- 合唱曲
- ファイル形式
- ファイル名
- GAPPOT00342.pdf
- 作成法
- データ
- ページ数
- 5 ページ(コンビニ印刷:A3サイズ 3 枚)
- ファイルサイズ
- 1.36MB
- 掲載日
- 2024年10月28日
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雪の街(混声2部合唱)
木下 牧子
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